医療コラム

今年５月に第５類感染症となった新型コロナウイルス感染症ですが、まだまだ感染者の多い状況が続いています。当院では、流行の比較的早い段階から外来と入院の新型コロナウイルス感染症の診療に取り組んできました。この経験から得た知見を、感染対策委員会のメンバーが７月２０日～２２日に行われた第３８回日本環境感染学会総会・学術集会で発表しました。

「地方中規模病院におけるCOVID-19入院患者の背景・治療についての報告」

コロナの入院患者を受け入れる病院が少ない時期から、当院は積極的にコロナ入院患者の診療を行ってきました。この研究では、約400名のコロナ入院患者を対象に、患者背景や治療成績を解析し、報告しました。今後も鶴谷病院は、一般の診療だけでなく、新型コロナ感染症においても地域医療に貢献できるよう尽力していきます。

感染対策委員会　月岡大吾、伊藤錬一