心臓は収縮と拡張を繰り返し全身に血液を送るポンプ機能の働きをしています。この働きが不整脈や心臓の筋肉, 弁機能の低下などにより上手に機能しなくなった状態が心不全です。心不全になりやすいのは糖尿病や高血圧, 肥満, 高齢の方で男女ともに死亡率が癌の次に高い病気です。 (2021年厚生労働省統計 2位)
当院では血液検査, 心電図検査, レントゲン検査, 心臓超音波検査で心不全が起こっているのかを調べています。特に心電図検査や心臓超音波検査は, 痛みや放射線の影響を心配せず安心して検査を行えます。
ちょっと「最近息切れがするな, 息苦しいな…」と胸や呼吸に違和感があれば, これを機に病院で「心不全」を調べてみませんか。
臨床検査技師 高木 寿悦仁